本来お庭で木を植える際は、木が倒れないように竹や丸太で支柱をすることが通常のやり方ですが、このやり方では竹などが目に付いてしまいます。
そこで見た目(景観)をよくするために支柱が見えないように木を支える方法があります。
それを「地下支柱」といいます!

この記事ではお庭の景観を損なわないようにするため地下支柱という方法があります!
そのやり方をわかりやすくアリンコが解説しますね!
庭に植栽などをしたい方には参考になる施工方法です!!
そもそも地下支柱とは?
地下支柱とは地中で樹木を支え、倒木防止対策することです!
よく街中の街路地の樹木に使われることが多く、普段の生活でこの地下支柱の施工方法を見ることは無いと思います。通常の支柱と違い、支える支柱を見た目でわからないよう隠して木を植える方法です!
もちろん自宅の庭でもこの方法は可能です!(樹木の植える場所によっては不可能な場合が有り)
最近ではこの地下支柱でやる庭が増えてきたように感じます!
合わせて知りたい「おしゃれな庭木やオススメの庭木」はこちら
地下支柱のメリット5選
地下支柱にはいくつかのメリットがあります!以下の5つが主なメリットになります!
- 庭の景観が良くなる
- 歩行の安全性が上がる
- 樹木の健全な成長になる
- 植える配置の柔軟性が上がる
- 長期な耐久性がある
1つずつ簡単に説明していきましょう!
庭の景観がよくなるとはどういうこと?
景観(見た目)が良くなるのはどういうことか?それは支柱が表(地上)に出ない方法のため、支柱が目立つことなく木の自然な感じを保つことができます。
これにより庭の景観をより良くでき樹木を支えることができます!ここが一番のメリットともいえます!!
歩行の安全性が上がるとは?
支柱が地下、つまり木の根鉢まわりの土の中であるため場所を大きく取ることがありません。通常の支柱は倒れ防止のため幅広く支柱をしますが、地下支柱は土の中です。
そのため歩行や周囲の場所を妨げることがありません!
樹木の健全な成長になる
樹木の根をしっかり固定して倒木を防ぐだけでなく、成長も妨げない方法となっています。
これにより木が早期に根付いて成長することができます!
植える配置の柔軟性(自由度)が上がる
通常の支柱より幅を取らないため、この地下支柱は狭い場所や特殊な地形でも可能な方法なのです!
例で言えば、小さめの花壇や門柱周りなど寄せて植えたい時など自由なパターンが選びやすいです!
長期な耐久性が見込める
通常の支柱は時間が経つと劣化が避けられないですが、この支柱は地下に設置されるため、「風」「雨」「紫外線」などによる支柱劣化が少なく長期間樹木を支えることができます!

これら5つのメリットにより、地下支柱は樹木の支えとして非常に有効な手段になります!!
穴掘りから地下支柱までの施工方法!
地下支柱の手順は大まかに以下の通りです
- 根鉢の大きさより大きく掘る
- 杭丸太を打ち込む
- ロープを丸太に通し縛る
- さらに丸太を打ち込む
この手順を参考に1~6までの手順で詳しく1つ1つ詳しく解説します!
木を植えるための穴掘り

穴を掘る際は植える予定の根鉢よりも大きく掘りましょう。まさにここがポイント!!
掘り穴の大きさギリギリでは支柱を打ち込むのも大変なので、支柱も打ち込みやすい大きさで掘ることが重要です!
土が固い場合は「つるはし」や電動工具の「電動ハンマー(ピック)」でほぐすと掘りやすいです
木の高さや位置を確認
穴を掘ったら高さ、位置を確認すましょう!地下支柱は樹木を押さえ込むので、後からは変更できないので高さ、位置はよく確認してから次の工程を進めること!

必ず高さや位置を変更できないわけではありません!一度、杭丸太を打ち込みすると抜けにくいので、なかなかやり直すことが簡単ではありませんので、なるべく位置などは「ここだ!」という場所にすることがオススメです!
支柱の杭!丸太を打ち込む!


杭丸太の長さ半分くらいまでカケヤ(杭打ちハンマー)で打ち込みます。カケヤ以外で打ち込むと杭丸太が割れる恐れがあるのでカケヤで打ち込んでください!
打ち込む際、杭丸太は後でもう一度打ち込むので、杭丸太を最後まで打ち込むことのないようにしてください。
樹木の枝が邪魔になる場合は上記の写真のように枝自体をロープで結んでおくと邪魔にならず打ち込むことができます!
杭丸太の長さは長すぎず、短すぎずの1mほどの杭が一番やりやすい長さです!
もし土が固い場合は!?

庭の土地の場所によっては土が固い場合があります!その場合は杭丸太を打ち込む前に金テコなどで打ち込む場所を突いて打ち込みやすくすると良いです!水道管や配管には気をつけましょう!
杭の丸太に固定用ロープを通す

杭丸太で木を固定するためにロープを使います。そのロープを通すための穴を杭丸太に作ります。打ち込んだ丸太すべてに電動インパクトと木工用ドリルで1か所ずつ穴を空けてください!穴を空ける高さは根鉢の少し上に穴を空けましょう!
穴を少し上の方に空けることによって、のちの杭打ちした際にロープが根鉢に食い込み締め固まってくのがわかりやすいです!
ロープをほどけないよう結束(結ぶ)

杭丸太に穴を空けたらロープを画像のように通してください。その際、木の根鉢を押さえ込めるほどの締り具合(少し緩みがあるくらい)でほどけないように結んでください!
さらに2度目の杭の打ち込み

ほどけないようにロープを結束したら、もう一度杭丸太を打ち込みます。
杭を打つことでロープが木の根鉢に食い込んで締まっていきます!
根鉢がロープで締まるくらいまで打ち込みますが、その打ち込む際は木が傾かないように均一に杭丸太を打ち込みましょう。ロープが根鉢に締まるようになったら固定となるのでオーケーです!
丸太が長く残った場合について
打ち込み終わった杭丸太が地表よりまだ長く残っている場合は、地表より少し下あたりからノコギリで切り落とししましょう。その時せっかく木を抑え込んだロープを切らないように気をつけてください!
終わったら土で埋め戻し完了

地下支柱が終わったら根鉢の穴周りに肥料を混ぜた土を埋め戻ししましょう!
埋め戻し際は土を締めるように埋め戻ししてください。埋め戻し後は十分な水を与えましょう!
地下支柱の注意点
樹木の地下支柱は景観をよくしますが、作業をするにあたって注意点もいくつかあります!その注意点が以下のようなことです
- 配管との接触や破損
- やり直しが困難
配管との接触や破損
作業前または作業中に注意する点は、植えようしている場所に「水道」、「ガス」、「電気」などの管が埋設してあるかの確認!
- 植えたい場所に配管があった
- 根鉢の穴を掘ってる時にスコップでガス管を壊してしまった
- 根鉢の穴を掘った際は大丈夫だったけど、杭丸太で破損させてしまった
「このような接触や破損は絶対に無い!」とは言えませんので、ある程度確認できることは事前に確認しておくことが良いでしょう!
地下支柱のやり直し!
地下支柱をするとやり直しが大変です!その理由は打ち込み終わった杭丸太が抜きにくいことにあります。杭丸太は樹木を押さえるために深く打ち込まっていますので、手で簡単に抜く事ができず、抜くためには丸太を手で揺すれるくらい丸太周りを深く掘らなければ抜き取ることができません!
そのためにも、やり直しをしないようにするために植える位置はしっかり決めることと、もし後に樹木を移植したいと思っている場合は地下支柱はせずに「やつ掛け支柱」にしておいたほうがオススメです!

とは言っても植える場所をしっかりと決めて配管等を気をつければまったく問題ありません!!地下支柱で景観をよくし、樹木を育ててみましょう!!
まとめ
地下支柱とは庭などの景観をよくするためと樹木そのものを支えるための方法です。
とても良い方法ではありますが、家の庭でこの方法するとなると配管などの注意する点がいくつかありますので、この作業をする際はそのことに気をつけてください!
作業方法としましては、「穴掘り」、「杭打ち」、「ロープ通し」、「再度打ち込み」、そして最後に「埋め戻し」、この順序で地下支柱ができます。やり直しがしにくいので、順序は守って作業してください。
ぜひトライしてみてお庭の景観をお楽しみください!!





